ども、イリゴマです。
前回はメタバースに力を入れている企業について調べました。
今回は「じゃあメタバースで何が出来るようになるの?それって便利なの?」
ってことについて調べてみました!
参考にしたのは、メタバースに力を入れまくっているMeta社(旧Facebook社)さんです!
メタバースで出来るようになること by Meta
まずはMetaさんの言っているメタバースのビジョンについて紹介します。
Meta社の講演で具体例とともに紹介されていたのが以下の分野です。
- エンターテイメント
- ゲーム
- 運動
- 仕事の効率化
- 教育
参考:Metaについて見るの基調講演の動画より
エンターテイメント
これは音楽ライブなどのイベントを指しているようです。
- 家からでも実際のライブ会場にいる友人とライブが楽しめる(AR)
- ライブ後は仮想空間内でアフターパーティー(2次会的な?)にも参加できる(VR)
など、メタバースによってイベント活動の幅が広がるようになるとのこと。
Meta社ではないですが、人気オンラインゲーム「フォートナイト」の仮想空間内でも
アリアナ・グランデや米津玄師などの人気アーティストがライブを行うなど、
エンターテイメント分野は実際に伸びてきている領域だと感じます。
イベント活動を場所に関係なく楽しめるというのはなかなか楽しそうで、
個人的にも可能性を感じる分野です。
ゲーム
- 世界中にいる人とAR上でチェスや卓球が出来るようになる
- 仮想空間内で友人と一緒にオンラインゲームをする
など、メタバースによって特に人と一緒にやるゲームがより楽しくなるとのこと。
ゲームと仮想空間の相性は良さそうですが、
「これは既に出来るようになっている分野じゃないかな?」
(今後、新しくできるようになることではない)
というのが正直な感想です。
運動
- 仮想空間で3Dのモンスターとボクシング出来るようになる
- 離れた場所の人とARで3 on 3が出来るようになる
など、メタバースによって運動することがより楽しくなるとのこと。
これには、デバイスの進化が大きく関わってきそうです。
例えば、仮想空間内の触感を現実の肉体に伝えてくれる機械があれば
ボクシングなどでよりリアリティが出ます。
ARで場所が離れている人たちとスポーツが出来るというのは面白そうだな、と思いました。
仕事の効率化
- 建築物の3Dモデルをホログラムで確認、共有する
- 仮想空間内で打ち合わせを行う
- 仮想空間内に理想の仕事環境を作る
など、メタバースによってより仕事を効率化できるようになるとのこと。
家の設計や自動車の開発など実際のモノ(しかも大きくて試作しにくいモノ)を作る人にとって、
3Dのデータを視覚的に共有できるってのは便利なことだと思います。
ただ、オンライン会議はメタバースまで行かなくとも現状でかなり便利じゃないかと思うのは自分だけ?
教育
- 土星の3Dモデルから「土星の輪っか」を拡大して構成物を見てみる
- 仮想空間の古代ローマの街を散策してみる
など、メタバースによってより教育の理解を助けることができるとのこと。
これは教科書だけの教育より、格段にわかりやすくなるなと感じました。
特に理科や社会と言った実例が見えた方が良い教科や、
体育、美術、音楽、家庭科と言った実演があった方がわかりやすい教科には
うってつけだと思います。
まとめ
というわけで、Meta社さんの考えるメタバースのある未来について見てみました!
個人的に可能性を感じるのは、エンターテイメントと教育の分野。
ライブなんかはこれまで行きたくても行けなかった人も楽しめるようになりますし、
古代の街を仮想空間で再現してその内部を見ながら説明できるというのは、
今までの教育より格段に理解しやすくなると考えられます。
どちらについてもいえるのは、手段としてメタバースを使用していること。
より楽しむため、より分かりやすくするために、2Dより3Dの仮想空間の方が都合が良い、
というものについては、可能性があると思います。
逆に3Dの仮想空間にすることが目的になってしまっているものは、
あまり需要がないのかなーと感じます。
例えば、離れた友人とチェスを楽しむとかであれば、
ARや3Dの仮想空間でなく、オンライン対戦できるアプリで十分かな、と…
現時点で感じたのは、そんなところです!
以上!
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