【調査】【まとめ】巷でよく聞くメタバースとは?

調査
TumisuによるPixabayからの画像

ども、イリゴマです。

長くなってしまいましたが、メタバースについて調べたことをまとめます。

  • メタバースとは何か?
  • なぜ話題になっているのか?
  • 今までの仮想空間とはどう違うのか?
  • どんな会社が力を入れているのか?
  • 今後何が出来るようになるのか?

を簡単に紹介した後、

  • 今後メタバースがどうなると思うか?

という自分の意見を述べようと思います。

尚、本記事は参考にしたMeta社(旧Facebook社)さんのイメージに

だいぶ引っ張られていることにご注意ください。

メタバースとは何か?

ここまで調べてきた自分が考えるメタバースとは、

「他の人とコミュニケーションが取れる3Dの仮想空間」

のことです。

特に以下の特徴を持っているのではないかと思います。

メタバースの特徴だと思うところ
  • 3次元空間である。
  • 自分が中に入り込めるような感覚。(外から見ている感じじゃない)
  • 他の人とコミュニケーションが取れる。(1人で完結しない)
  • 現実空間と繋がることも切り分けることもできる。(VRにもARにもなる)

ちなみに辞書的な意味や名前の由来は以下の通り。

メタバース(英:Metaverse)は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。

Wikipedia メタバースより

英的名称に於けるメタバース(metaverse)とは、英語の「超(meta)」と「巨大な空間(universe)」を組み合わせた造語で、もともとはSF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表したサイバーパンク小説『スノウ・クラッシュ』に登場する架空の仮想空間サービスの名称だった

Wikipedia メタバースより

なぜ話題になっているのか?

話題になっている理由
  • 話題になったきっかけ:「Meta社が大金を突っ込んで社名まで変えたこと」
  • 話題になるための追い風要因:「技術の進化や環境の変化で現実性が増したこと」

きっかけはMeta社の「メタバース王に、俺はなる!」宣言からですが、

技術的、環境的に追い風が吹いていることで、話題になっているっていう印象です。

ちなみに技術の進化というのはVR技術の進化とNFT技術の進化、

環境の変化というのは新型コロナウイルスの影響による対面活動の制限です。

詳しくはメタバースその②を。

今までの仮想空間とはどう違うか?

今までの仮想空間とメタバースの違い
  • 今まで:仮想空間を外から見ている(PCのモニターやゲーム機の画面から
  • メタバース:仮想空間の中に入れるようになる(VRヘッドセットなどから)

今までは、画面越しに見ているだけだった仮想空間ですが、

メタバースではその中に入り込めるようになる、っていう印象です。(疑似的にですが)

詳しくはメタバースその②を。

どんな会社が力を入れているのか?

メタバースに力を入れている会社の例
  • Meta   ⇒ 100億ドルの投資
  • Microsoft ⇒ 製造業、医療、教育関係などにサービス提供
  • Sony   ⇒ AIを使った3Dコンテンツ制作など
  • Panasonic ⇒ 展示会で早くもメタバース用新製品を3つも発表
  • CANON  ⇒ デジカメで撮影した人物を仮想空間に再現するアプリを開発中

メタバースに対しては、Meta社をはじめとして世界各地の大企業も力を入れています。

詳しくはメタバースその③を。

今後何が出来るようになるのか?

今後できるようになることの例 by Meta
  • エンターテイメント:遠隔での音楽ライブ観戦、パーティーへの参加など
  • ゲーム:ARやVRで世界中の人とのゲーム対戦、共同プレイなど
  • 運動:ARを利用した遠隔での3on3など
  • 仕事の効率化:立体的な3Dモデルの確認、仮想空間内での打ち合わせなど
  • 教育:古代の街並みを仮想空間上で再現など

仕事でも、学校でも、プライベートでも、使い道はありますよっていう感じですね。

ただ、個人的には「メタバースの方が便利」っていう分野じゃないと

伸びない気がしています。(上記ならエンターテイメントと教育。)

詳しくはメタバースその④を。

AR/VRとは

ARとは「Augmented Reality」の略で日本語では「拡張現実」などと訳されます。

現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術で、

ARを利用したものとしては「ポケモンGO」などが代表的です。

VRとは「Virtual Reality」の略で、日本語では「仮想現実」などと訳されます。

現実世界とは別の人工的に作られた空間で、映画「マトリックス」に出てくるような世界です。

Metaの紹介するメタバースのイメージでは、ARとVRがどちらも利用されており、

現実世界と仮想世界が融合したような空間を示しています。

(これをMixed Realityを略してMR、日本語では「複合現実」とも言います。)

今後メタバースがどうなると思うか?

2つの観点から見ていきたいと思います。

どんな分野で使われそうか?

これは3つ可能性があると思います。

  • エンタメ分野
  • 教育分野
  • SNS的なもの

エンタメ分野

3次元の仮想空間に入り込めるメタバースの活かし方としては、

やっぱりゲームの世界の中に自分が入り込むっていう使い方が

一番わかりやすく楽しさを味わえるんじゃないかと思います!

そういう空間に入れるだけでもワクワクするし、そこで他のプレイヤーと協力したり

対戦したりできるのは楽しそうです。

てか既にそういうゲーム、いっぱいありますね…

教育分野

これは特に理科や社会系と体育、美術、家庭科などの実技系です。

理科の原子や分子と言った目に見えないミクロな世界や、宇宙などのマクロな世界は

3Dのモデルを見ながら授業してもらったらメチャクチャわかりやすいと思います。

それを生徒たちは各々好きな角度から見たり、分解したりしながら、

先生に質問できたら授業も楽しいでしょう。

歴史では再現された古代の街並みを見ることができたり、

地理では行ったことのない都市をバーチャルで見たりすることで、

教科書で見るよりずっとリアリティのある体験が出来ます。

また、実技系は実演する人たちの視線で教育できれば、格段にわかりやすいと思います。

これは作業を行う職業の研修やスポーツ指導にも応用できそうな気がします。

SNS的なもの

これまでのSNSの舞台に、新たに3Dの仮想空間が加わるというイメージです。

「あつまれ どうぶつの森」のように仮想空間内に自分のアバターや部屋、家などを自分で作り、

その中で他の人とのコミュニケーションを楽しむという使い方です。

Instagramやyoutubeなどで多くのフォロワーを得る人気者がいるように、

メタバース上で新しい人気者が生まれる可能性があると思います。

これは、3Dの仮想空間での自己プロデュース力という新しいジャンルになるのではないでしょうか?

社会を変えるようなものになるか?

今のところ「使われる分野もあるが社会に必要なものにまではならないかなー」という印象です。

理由はメタバース(3次元の仮想空間)だからこそ得られるメリットがそこまで想像できないから。

(私の想像力不足は棚上げしてます)

必要になるものって、それがあることで多くの人がスゴイ便利!か、スゴイ楽しい!

っていうメリットがあると思います。

例えば、インターネットなんかは、それがあることでいろんな人と連絡が取れるし、

いろんな情報も手に入るし、買い物だって出来る。

メチャクチャ便利。ないと困る。

でもメタバースって、エンタメ分野とか教育分野とか可能性は感じるんですが、

そのメリットを受け取れる人がある程度限られているんじゃないかなと感じます。

今のところ、それよりもVRヘッドセットなどの道具を手に入れる労力(値段)や、

つける手間、着けた時の重さ、大きさ、つけてない時の片付け場所など、

道具を使う時の面倒臭さの方が大きいんじゃないかと思います。

なので、「こりゃ便利だ!」っていう使い道が出てくるか、必要な道具が小型化する、

などがないとメタバースは限定的にしか使われないのではないかという気がします。

まとめ

というわけで、メタバースについて思いつくままに書いてみました。

伸びてくる分野もあると思いますが、多くの人が

「メタバースで得られるメリット」 > 「道具を使う労力・手間」

と感じないと大きな変化はなさそうな気がします。

でも、メタバースの魅力が増すか、メタバースを使うハードルがグッと下がれば

一気に加速するかもしれません。

自分は教育分野でバンバン使われてほしいなと思いました!

以上!

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