【調査】日本を代表するデザイン賞 「グッドデザイン賞」とは?

ども。新製品のチェックが好きなイリゴマです。

新製品をチェックしているとよく見る「グッドデザイン賞」。

このマークがついている製品を見ると、パブロフの犬的に

「お!これは良い製品だね!」と思っていた自分。

しかし、実際のところは何がどう良いのかよくわかっていませんでした。

そこで今回は、

「グッドデザイン賞を取った製品って結局何がスゴいの?」

「グッドデザイン賞を取ったらどんなメリットがあるの?」

この辺りのことを調べてみたので紹介します!

結論としては、「グッドデザイン賞は少し先の未来を示している!(かも)」

グッドデザイン賞とは

結論から言うと、グッドデザイン賞は「社会を豊かにする先進的な商品を世間に知らせる賞」です。

これはあくまで自分が調べた結果から得た個人的な解釈です。

わかりにくいと思いますので、説明していきます。

尚、グッドデザイン賞については公式HPに「これでもか!」というほど詳しく記載してあったので、

基本的にはこちらを参考にしています。

グッドデザイン賞(公式HP)

そもそもデザインとは?

まず、デザインって何なの?という話です。

デザインというのは「目的を叶えるための計画」 のことです。

こちらはグッドデザイン賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)のHPにわかりやすい表現があったので、引用させていただきます。

あなたが商品や事業、プロジェクトを生み出した目的はなんでしたか?

その目的のための計画そのものが実は「デザイン」です。色や形、技術や機能は、その目的を実現するための手段のひとつです。

公益財団法人日本デザイン振興会(JDP) デザインとは?

そう!デザインって製品の見た目のことじゃないんです!

デザインは「目的の叶え方」であり、製品の見た目はその中の手段でしかないんです。

もっと言えば、必ずしも形のある製品である必要もありません。

サービスや活動と言った、形のないモノもデザインに含まれます。

これを前提に話を進めていきましょう。

目的(何のための賞?)

では改めてグッドデザイン賞は何のための賞なのでしょうか?

こちらは公式HPにバシッと答えが載っていたのでそちらを紹介します。

グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。

グッドデザイン賞(公式HP) グッドデザイン賞とは

はい、ちょっと難しいですね。

もう少し順を追って説明します。

方法(どうやって目的を叶えるの?)

グッドデザイン賞はどのようにして、私たちの暮らしをよりよくしようとしているのでしょうか?

それは「良い商品を見つけて世間に知らせること」

そうすることで、世間でさらに新しい価値を持った商品が生まれるようにしようとしているのです。

価値のあるものをどんどんすくい上げようって感じでしょうか。

公式HPによれば、グッドデザイン賞で以下の1.発見と2.共有をすることで、3.創造を促すことが理念であるとしています。

  1. 発見:暮らし、社会をより良くする商品を発見する。
  2. 共有:社会に広く共有する。
  3. 創造:次の創造への気づきが生まれる。

何を評価しているの?

ではグッドデザイン賞ではどのような評価で良い製品を発見しようとしているのでしょうか?

グッドデザイン賞で評価しているポイントは以下の2点です。

  • 暮らし、社会を、豊かにしうるのか
  • 今後の社会の良いお手本になりうるか

参考:2021年度グッドデザイン賞応募ガイド よくある質問

デザインというのは、「目的を叶えるための計画」だという説明をしました。

グッドデザイン賞における「目的」というのは「暮らしや社会をよりよくしていくこと」。

そのため「暮らし、社会を豊かにしうるのか」という点を重視しているのだと思います。

また、グッドデザイン賞には「次の創造への気づきを生む」という理念もあります。

そのため「今後の社会の良いお手本になりうるか」という点も重視しているのだと思います。

具体的には?

とはいえ、「暮らし、社会を豊かにしうるのか」というのも結構曖昧な表現ですよね。

実際、どんな視点で審査されているのでしょうか?

それを簡単にまとめたものが以下の4点です。(個人的解釈です)

  • 人間的視点:ユーザーに優しく魅力的であるか?
  • 産業的視点:技術を上手に使ってるか
  • 社会的視点:新しい価値を生み出しているか
  • 時間的視点:時代に合っているか、将来性があるか

参考:2021年度グッドデザイン賞応募ガイド 開催概要

※実際はもっと細かく説明されています。参考HP参照。

ざっくり、見た目、操作感、新技術、今までなかったもの、持続可能性があるものなどから、

今後の定番になる可能性があるようなものなら、評価されそうな気がします!

グッドデザイン賞を取るのは難しいの?

2020年度のグッドデザイン賞の実績によれば、審査総数4769件に対し、受賞数1395件!

約3割の製品・サービスが受賞しています。(意外と多い…)

さらにこの中から評価の高かったものは「ベスト100」や「金賞」「大賞」に選ばれます。

これらに選ばれるのは非常に高いハードルだと言えるでしょう。

ただし、これらは製品ジャンルを分けなかった時の総数です。

製品ジャンルは「家電」「住宅設備」「取り組み・活動・メソッド」などのユニットという単位ごとに分かれています。

2020年度は20のユニットに分かれており、例えば「家電」というユニットで見た場合は、

審査数107件に対し受賞数は34件となっています。

グッドデザイン賞を取った製品はここがスゴイ!

生活をより良いモノにしてくれる!

グッドデザイン賞の目的から、このメリットがあることは間違いないと言えるでしょう!

ただし、人によって価値観や求めるものは異なります。

自分にとって本当により良いモノになるかは、見極める必要がありそうです。

先進的な商品である!

グッドデザイン賞の理念から、今後そのジャンルにおいて手本となるような先進的な商品である可能性が高いです!

時代を先取りするチャンスあり!

専門家のお墨付き!

グッドデザイン賞2020年度では、94人もの審査員が審査を行いました。

審査員はもちろんその分野の専門家であり、数多くの審査員が認めることでようやくグッドデザイン賞を取れるのです。

つまり、その分野のプロのお墨付きと言えるのです!

特によく知らないジャンルの製品購入の際は一つの安心材料と言えるでしょう。

グッドデザイン賞を取るとこんなメリットがある!

宣伝効果

グッドデザイン賞を取る一番のメリットは大きな宣伝効果があることです!

これはグッドデザイン賞の理念の「共有」からもわかる通りです。

まずはグッドデザイン賞を取ると使用可能になる「Gマーク」。

グッドデザイン賞のロゴにもなっている赤丸に斜めのGの字が入ったあのマークです。

このGマークの認知度はなんと81%!

これを使用するだけで、8割以上の人がなんとなく「あ、グッドデザイン賞とってるんだ」と認識するわけです。

他にもグッドデザイン賞を取ることで以下のようなPR機会が得られます。

  • グッドデザイン賞受賞プロモーションイベント
  • 百貨店での販売催事企画
  • 小売店との連携による受賞商品販売キャンペーン
  • 海外での受賞対象の展示紹介 など

このようにグッドデザイン賞を取ることで製品の認知度を大きく向上させることができます。

(参考:2021年度グッドデザイン賞応募ガイド よくある質問 )

商品・企業イメージの向上

グッドデザイン賞を取ると商品イメージや企業イメージまでも向上させることができます!

先ほども紹介したGマークですが、このGマークに対する世間のイメージは以下の通りです。

  • (商品に対して)「高品質で魅力があり使いやすいもの」
  • (企業に対して)「センスが良く社会的に信頼できる」

(参考:2021年度グッドデザイン賞応募ガイド よくある質問 )

また、社外だけでなく、社内に対してもデザイン開発に対する第三者的評価を得られることができるため、アピールができるようになります。

買ってもらいやすくなる!

認知度やイメージ向上だけでなく、実際に購入を促す効果まであります!

グッドデザイン賞での調査では、購買時には同様の商品間の比較であれば、約半数が「Gマークのついた商品を選ぶ」という結果もあります。

つまり、Gマークがあることで実際の購入時に他より買ってもらいやすくなるのです!

尚、こんなにメリットの多いグッドデザイン賞受賞の証の「Gマーク」ですが、

使用するのには料金がかかります。

条件によって異なりますが、商品の販売価格50万円以下であれば年間225,000円。

なるほど…

※様々な割引もあります。

まとめ:グッドデザイン賞は今後の未来を示している

グッドデザイン賞を取った商品は、「今までより豊かな社会」を作ると考えられているモノ・コトたちです!

これを見ることで、その道のプロたちが今どういった価値に注目しているのか、今後どういった社会になると考えているのか、が見えてくるかもしれません。

グッドデザイン賞を取った商品で気になるものががあったら、「何を評価されたのか?」を見るとその商品の良さがより伝わるんじゃないかと思います!

(グッドデザイン賞の受賞対象一覧ページから1995年以降の受賞作品を確認することが可能です。)

それと蛇足ですが、グッドデザイン賞の公式HP、デザインを選ぶ賞だからか、欲しい情報が全部載ってた。

マジですげー。

以上!

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