ども、イリゴマです。
メタバースについて調べてみたシリーズ第3弾。
前回は、メタバースと今までの仮想空間の違いを調べました。
仮想空間を取りまく環境が変わったことが、メタバースにとっては追い風になっていそうです。
今回は…
「メタバース、話題になってるっていうけど本当かな~?
実際にどんな会社が注目したり、動いたりしてるっていうのさ?」
という部分が気になったので、ちょいと調べてみました。
メタバースに力を入れていそうな企業
まずは、現時点で力を入れていそうな企業です。
- Meta(旧Facebook)
- Microsoft
- Sony
- Panasonic
- CANON
尚、これらの企業の選定には以下の記事を参考にさせていただきました。
Yahoo!ニュース 2022年は「メタバース元年」となるのか? GAFAM本格始動で大きく動く可能性、155兆円規模の投資も
MONEY VOICE 海外投資家も注目“メタバース”で大躍進する日本企業4社とは?キーワードは「総合力」と企業間の「連携」=田嶋智太郎
Meta(旧 Facebook)
今回の話題のきっかけになったとも言えるMeta社(旧Facebook社)。
Metaメタバースに力を入れることを公言してますね。
その本気っぷりは、年間100億ドル(約1兆円)をメタバースに投資し、社名も変えてしまうほど。
Facebookの2020年の純利益291億ドルに対し、100億ドルをつぎ込むってなかなかだと思います。
月のお小遣いが3万円の山田君が、
「俺、メタバースが来ると思うから月1万円はメタバースの勉強するわ!
あと、名前も『山田メタバース』に改名するわ!」
って言ってる感じ?
ただ、Facebookは2014年にはVRヘッドセットの会社「Oculus(オキュラス)」を買収しており、
その頃からメタバースを考えていたのであれば、かなり用意周到とも言えます。
なんにせよ本気を感じます。
Microsoft
続いては、こちらも巨大IT企業のMicrosoft。
Microsoftは現実世界に3次元のホログラムを映し出す複合現実ヘッドセット「ホロレンズ」を使い、
製造業や、医療、教育関係などでそのサービスを展開しています。
また、2022年には共通のホログラフィックを通じて共同作業ができる「Microsoft Mesh」と、
会議やチャット、ファイル共有ができるオンラインツール「Teams」を融合させた
「Mesh for Microsoft Teams」を提供開始する予定です。
Microsoftのニュースを見ても、メタバースに力を入れようとしていることがわかります。
参照:Mesh for Microsoft Teams が目指す、「メタバース」空間でのより楽しく、よりパーソナルなコラボレーション
Sony
続いては、日本の大手メーカーSony。
スポーツ映像用のカメラシステム「ホークアイ」とAI技術を使い、
スポーツのライブ映像からリアルタイムで3Dコンテンツを作成し、
ファンが仮想空間内でそれを楽しめるようなサービスを提供予定だそうです。
Sonyはハードだけでなく、ゲームや音楽といったエンタメ事業にも強い会社。
世界最大級の技術系展示会 CES2022では「Play station VR2」の発表もありました。
こうしたことからも仮想空間に力を入れているであろうことが予想されます。
Panasonic
続いて、日本の大手総合電機メーカーPanasonic。
PanasonicはCES 2022で、メタバース向け製品を3つ発表しました。
- 眼鏡型VRヘッドセット「Megane X(メガーヌエックス)」
- ウェアラブル冷熱装置「Pebble Feel(ぺブルフィール)」
- 音漏れ防止マイク「mutalk(ミュートーク)」
メタバースが世間で話題になり始めたのが、Facebookが社名変更を発表した2021年10月頃。
それからわずか3ヶ月で3つもの製品を展示会で発表するあたり、力の入れようを感じます。
CANON
続いては、カメラを得意とする日本の大手メーカーCANON。
CANONはCES 2022で、デジタルカメラで撮影した人物を3次元で
仮想空間に再現できるアプリを開発中だと発表したそうです。
これが手軽にできればアバター作成などに大いに役に立ちそうです。
まとめ
というわけで、Metaを始めとしてMicrosoftやSonyなど大きな会社が力を入れて
取り組んでいそうだということが見えてきました。
「メタバース」と明言はしていなくとも、仮想空間や3次元映像のコンテンツに対する開発が
増えているのは確実だと思います!
個人的には現実と複合させた方が面白そうだな、と感じますがどうなるでしょうか?
以上!
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